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導入事例

株式会社 アクティブ 様

温浴施設での情報管理にハンディターミナルを活用。片手で楽々操作できる軽量コンパクトボディ シャープ製・ハンディブレインRZ-H250シリーズ。
バーコード、ICを迅速に読み取り、複雑なプランや料金設定にも正確に対応

写真:株式会社 アクティブ代表取締役の栗山浩之氏

バッグや財布を持ち歩けないスパでは、今や、ICタグ内蔵やバーコード表示したリストバンドを使ってのキャッシュレス、セキュリティ強化が当然のようになっている。温浴施設の管理システムを主に手がけるソフトメーカー 株式会社 アクティブでも10年ほど前からPOSと組み合わせた携帯端末を採用。館内併設のレストランやエステ、ホテル、フィットネスなど、今後一層、施設の大型化、プランの複雑化が進む中で、いかにスピーディに滞在客のオーダー、精算に応じるかがリピーター増加の鍵となっている。

温浴施設の管理、ユニフォーム、クリーニングの管理に携帯端末を活用

現在、全国の約120もの温浴施設に「湯~ランド」という管理システムのパッケージソフトを導入している株式会社 アクティブ。平成7年の創設以降、現在に至るまで、販売・売上・顧客管理のシステム開発から営業サポート、さらにコンサルティングと業務を拡張し続けている。
「弊社では得意とする温浴施設の他に、クリーニング、ユニフォーム、リネン管理のソフトを開発しています。平成16年にはICバンド、ICロッカーに対応させ、翌17年からはタッチパネルPOS対応を組み込みました。」と、代表取締役の栗山浩之氏。
かつて健康ランド、ビジネスサウナ等の24時間施設ではリストバンドを使用したキャッシュレスのシステムが主流であったが、1990年後半から入館料を600円程度にし、高い回転数で大量集客を見込めるスーパー銭湯が急増。スーパー銭湯では人件費を抑える為、券売機の導入が主流になり、館内利用時は現金を持ち歩いて券売機で券を購入するシステムが定番になった。
しかし施設が急増し競合が激しくなると、各施設は差別化を考え客の滞在時間を延ばそうと館内でゆっくりくつろげる空間の提供や飲食コーナーでのフルサービスへの転換を図り、より質の高いサービスを提供する形態となった。
システム面でも財布を持たなくても館内利用ができるキャッシュレスが主流となり、リストバンドもICタグやバーコードタイプに変化。入力ミスなどによるトラブル防止が可能となった。自販機やマッサージ機などもリストバンドで利用でき、「館内利用すべてキャッシュレス」で退館時に一括精算できるシステムが全国で利用されるようになり、特にハンディターミナルとPOS連動により効率化を図ると共に利用履歴からお客様の嗜好を表示するなど、戦略的なサービスが可能となった。

運用フロー例

フロント受付から着替え、入浴、精算まで、リストバンドに取り付けたバーコードやICタグを読み取り、キャッシュレスでお客様に滞在していただきます。詳しくは拡大表示して確認してくださいクリックすると拡大表示します。

バーコードとICの両方が 読み取れるハンディブレインで

写真:業務用携帯端末(ハンディターミナル)RZ-H250シリーズ

ハンディターミナルでリストバンドのバーコードを読み取るメリットはいろいろとあるが、とくに重宝されているのがひと目でわかる顧客情報だという。
「例えばオーダーをとったときに来館回数だとか前回の来館時のリクエスト、年齢や誕生日も表示されます。誕生日が近ければ誕生月のサービスなどにも応用できます。」
また、リアルタイムで女性、男性の客数がわかるので、今、どのコーナーが混雑しているかが一目瞭然。館内でのスタッフの配置に役立てることできる。さらに、POSに連動していることで時間や曜日ごとの詳細な売上データが抽出できるため、飲食サービスの充実やプラン設定などの分析に繋げられる。そのように重要な役割を果たすハンディターミナルだが、
「当初はシャープだけでなく他社の製品も使用していました。中でもシャープのハンディターミナルはバーコードとICタグの両方が読み取れてしかもコンパクトでしたから、評判もよくて今ではほとんどシャープのハンディターミナルを利用しています。」と、栗山氏。

全国各地でオープンする温泉スパからもリクエストが

今回新たに新宿にオープンした都内最大級の天然温泉スパ「テルマー湯」でも、「湯~ランド」システムが導入された。「テルマー湯」は女性客を意識した地上4階地下2階の大型施設に、レストラン、バー、エステ、ボディケア等の設備を整えた話題のヒーリングスポットだ。そして、やはり7月下旬にオープンした長崎ハウステンボス初の天然温泉「やすらぎの館」においても同システムを採用。こちらは岩盤浴やペットと入れる家族風呂のほかエステ、あかすり、接骨院等を備えている。
大型複合施設になればなるほど、メニューの種類も複雑化してくるが、
「やはり、大型店ですとメニュー替えは頻繁にあります。今までですと、ハンディターミナルを制御しているコントローラーに1度データを送った上で、その後にハンディターミナルに受信をするという作業が必要でした。でもシャープのハンディターミナルなら、パソコンにメニュー登録をすれば直にハンディターミナルにメニュー替えの連絡が入るので、コントローラーに送る作業がなくなりました。そういった面での手軽さもクライアントさんには好評ですね。」

ハンディターミナル RZ-H250シリーズの操作画面例

新規施設には約1週間で導入、既存施設なら半日で入れ替えを

写真:フロントの様子とクレードルに乗せたハンディターミナル RZ-H250蒲田にあるSPA&HOTEL和(なごみ)。レストランでの飲食や買い物、自動販売機、岩盤浴やエステ、あかすりといったサービスもすべて IC付きリストバンドを読み取っての一括精算となる

パッケージソフトであるため、機械の入れ替えにかかる時間は既存施設なら半日程度。6月末にも蒲田のSPA&HOTEL和(なごみ)に新製品の導入を行ったそうだ。
「新製品のRZ-H250を入れました。軽くて持ちやすいし、バーコードの読み取り部分が斜めになっているので読み取りやすい。操作も簡単ですし、スタッフの方もハンディターミナルに慣れているので、すぐに入れ替えが済みました。」
一方、新規についても導入期間は1週間程度で済むとのことである。入館料やレストラン、マッサージ等の料金は事前に社内で登録を済ませ、セットアップした機械を現地に送る。次にスタッフが現地に向かい、機械を繋げて、ハンディターミナルの操作とPOSレジの操作指導を1週間程度かけて行う。その間にメニューの単価などの違いがあれば、現地で修正。プレオープンと本稼動に3日程度立ち会って終了する。
「現在、全国100以上の施設に入れていますが、トラブルはほとんどありません。基本的に求められる機能はほぼ備わっていますから、変更というのはあまりなくて、あとはバージョンアップをしていくだけになります。」
既存、新規施設をあわせて、年間約20箇所への導入にあたっているそうである。

今後の最新システム 増加する複合施設を視野に入れて

写真:リストバンドに付けたICはハンディターミナルの前面で、バーコードは背面のスキャナですばやく読み取ることができる

「テルマー湯さんはPOSから二次元コードを発行して、その二次元コードをゲートにかざすことで出口が開くシステムです。ラクーアさんではゲートを通るためのICカードを渡して、それを入れることで通れるようにしています。そんなふうにいろいろとシステムは変化していますね。今後は退館時の精算がレジではなく、無人の自動精算機という流れになっていくかと思います。」
会社の方向性としては新規温浴施設への導入を進める一方で、プールやスパとホテル、スパとフィットネスといった複合施設も視野に入れているとのこと。
「温浴施設は建家のなかだけで完結するのでトラブルは少ないのですが、プールになると収容人数が1万人を超えたり、遊園地を併設しているところもあるので、バンドの回収も大変ですね。今はまだチャージするお客さんにだけに、使い捨てのリストバンドを渡している段階です。」
複合施設に関してはまだまだ課題も多いので、検討を重ねている最中だという。
また、クリーニングの外交(訪問での集配)のほうでは、現在ハンディターミナルを100台ほど導入しているが、さらに拡大を進める予定だ。
「都心部は店舗での対面が多いのですが、地方では訪問集配が増えています。クリーニングの管理は意外に取り違えが多いので、ハンディターミナルを活用することでトラブルを減らすことが可能だと考えられます。」
単館から大型複合施設へ。都市部から地方へ。常に携帯できて、誰でも簡単に操作できるハンディターミナルの強みを生かし、これからも社会のニーズに応える新しいソフト作りを目指していく方向性だ。

2015年9月発行

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  • 月刊自動認識2015年10月号掲載記事広告より
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