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導入事例

株式会社 大屋 様

省スペースの縦置き型タッチターミナルでドラッグと食品を兼ね備えた新業態の業務に対応

写真:「フード&ドラッグ」型店舗として2015年12月にオープンし たmac久万ノ台店

ドラッグストアだけでなく、食品強化型業態である「フード&ドラッグ」の展開を図る株式会社大屋では、店舗規模や客数の拡大に合わせてPOSレジシステムの置き換えを行っている。同社が導入したのは、さまざまな業態で活用されているタッチパネル式の縦置き型シャープ・SSD搭載タッチターミナル「X750FSW」。釣銭機と背面ディスプレイを組み合わせた省スペースで高機能なPOSレジシステムを実現した。

写真:現場支援管理グループ システムチームリーダー 
執行役員 頼木敏文氏

導入の背景

生鮮テナントを導入した新業態の開発に伴い新しいPOSレジシステムを検討

写真:SSD搭載 タッチターミナル「X750FSW」

愛媛県を中心に四国で「ドラッグストアmac」などを展開する株式会社大屋は、もともとディスカウントストアとして創業。1999年にドラッグストアに業態変更したが、2015年から新たに生鮮食品を含む食品の品ぞろえを強化した「フード&ドラッグ」業態の展開を開始した。

ドラッグストアに業態変更する時期にシャープのPOSターミナルを導入。業態に合わせた運用を行ってきたが、2015年からタッチパネル式の縦置き型SSD搭載タッチターミナル「X750FSW」の導入を開始した。

大屋の現場支援管理グループ システムチームリーダー・執行役員の頼木敏文氏は、新システムの導入に至る背景を次のように語る。

「以前、ドラッグストアに業態変更するにあたって、シャープさんのPOSを導入したのは、シャープさんのヘルプデスクなどサポート体制の充実が魅力だったからです。その後少子高齢化などの要因で、ドラッグ業態のみでは集客に限界がくると考えるようになりました。こうした状況を踏まえてテナントが担当する生鮮食品コーナーを備えた『フード&ドラッグ』業態の開発を進め、2015年に4店オープンしています。このタイミングで、ドラッグストア業態とは異なるオペレーションに対応できる新しいPOSレジの選定を開始しました」

既存のドラッグストアについては、それまで使用してきたシャープのPOSターミナルの運用を継続。新業態店に限って新しいシステムを模索することになった。

導入の経緯

高い処理能力や省スペース ポイントカード処理にも対応

写真:タッチターミナル下に釣銭機を設置。一体型の縦置きでスペースをとらない

導入にあたって最も重視したのは、タッチパネルで処理できること。そして、一般の食品スーパーと同様のレジ処理ができることが条件だった。

「他店舗の状況などを検証し、さまざまな機器を検討した結果、セミセルフの導入も考慮しました。どれが最も適しているのかなかなか判断できなかった。単にレジを回すだけならセミセルフでもよかったのですが、当社ではTSUTAYAさんと連携して店舗展開をしており、これと連動する形でTポイント、Tマネーを導入しています。この処理にも対応できるシステムにする必要がありました。こうしたさまざまな細かい要求があったので、まずはシャープさんに条件を提示してシステムを提案していだくことになりました」(頼木氏)

その結果提案されたのが、シャープ・SSD搭載タッチターミナル「X750FSW」に釣銭機や背面ディスプレイなど組み合わせたシステム。新業態オープンまでの時間が限られている中でテストを行い、一部改良を施し、レジカウンター什器も新たに設計。2015年6月のフード&ドラッグ1号店のオープンと同時に運用を開始した。

頼木氏は「やはりTポイントカードの処理などインターフェイスを構築するにはシャープさんの機器で移行することが最もスムーズだと判断しました。コスト面でのメリットもありました。正直なところ、現場スタッフも含め導入への準備期間が少なく、いきなり本番のような形になって大変でした。なんとかシャープさんに対応していただきましたが、現状をみて感じるのは、やはり新しいPOSシステムが間に合っていなければ、店舗オペレーションはだいぶ混乱しただろうということです」という。

新業態店舗はドラッグストアに生鮮食品を含めた食品売場を備えていることから、スーパーマーケットと同等以上の商品アイテム数をそろえる。

店舗オペレーションの面からみると、従来のドラッグストアより客数が多く、レジでの処理回数も増えることになる。より処理能力の高いチェックアウトシステムが必要だった。

導入から間がないため、今後しばらく運用を継続したうえで検証を行い、改善すべき点が出てくれば対処していくことにしている。

現在の活用状況

背面ディスプレイを活用したサイネージ展開も効果的

写真:タッチターミナルX750FSWに背面ディスプレイを設置しサイネージとして活用

頼木氏によると「実際に使用してみて、縦型で小さいスペースに設置できることにさまざまなメリットがあります」という。

また、来店客が目にする背面ディスプレイもサイネージとしての活用の幅が広いと考えている。

「店内のディスプレイはなかなか見てもらえない。レジ前にあることで注目度が高まります。現状ではTポイントカードの告知やメーカーさんのコマーシャルなどを表示しています。とくにTポイントカードについては利用者や利用できる店の拡大が当社の大きなテーマであり、これまでなかなか手が付けられなかった部分でもあるので、背面ディスプレイをうまく活用していきたい」(頼木氏)。サイネージの内容は本部で一元管理できるため、より戦略的なプロモーションの強化につながることが期待される。

さらに、「フード&ドラッグ」業態では、テナントが商品マスターの登録を行うことが必要となってくる。

「ドラッグストアとの違いは、これまで自社スタッフが行っていた商品登録を各テナントに個店個店で行ってもらう必要があること。テナントに入ってもらう企業も店舗によって異なるケースがあるため、商品登録の手順に問題がないかどうかを検証しています。とにかく、いろいろな要求をしてきましたが、シャープさんには個別に対応していただき、おかげで問題なく運用することができています」(頼木氏)

将来の活用イメージ

レジオペレーションの改善と顧客データの活用を構想

写真:mac久万ノ台店のレジ配置。カートイン式カウンターなど専用什器を作成した

従来と同じシャープの機器に移行したおかげで、本部システムとの連携もスムーズで、POSレジシステム運用は順調だ。しかし、レジ周り全般で考えると改良したい点、今後やりたい点は「たくさんある」と頼木氏はいう。

たとえば新業態店では、レジカウンターをカートイン式にしたが、現状では思ったほど活用されていないという。「POPなどでアピールしていますが、まだ利用するお客さまが少ない」(頼木氏)

また、省スペースを実現する縦置きのターミナルを中央に設置しているが、商品のスキャンや移動をより効率的にするための配置も見直していきたいという。

さらに頼木氏は「細かいことですが、今後フードのウェイトが高まることを踏まえて、たとえばタッチキーに色をつけてわかりやすくできないか、などと考えています。コスメや調剤部門を強化していく中で、それぞれ食品とは異なる要求も出てくるでしょう。実際の運用を続けるなかで、シャープさんと相談して改善していきたいと考えています」と語る。

2016年3月発行

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