導入事例

学校法人鹿島学園 鹿島学園高等学校 様

  • 学校法人鹿島学園 鹿島学園高等学校

    所在地:茨城県鹿嶋市

2018年に創立30年を迎えられた学校法人鹿島学園 鹿島学園高等学校様は、全日制・通信制を併設。
国内のみならず、100名近い留学生を受け入れるなど学びの門戸を開いています。

生徒の夢の実現にむけてグローバルコース、進学コース、芸術コースの3つの学科を備え、「高校生活を通して、確かな学力を身につけ豊かな人格と健全な身体を育み、グローバル社会を生きぬく国際感覚を磨く」という教育理念をもとに、リーダーとして国際社会に貢献できる人材育成に取り組んでおられます。

学校法人鹿島学園 鹿島学園高等学校

https://kgh.ed.jp/

導入のきっかけ

教員・教室内・生徒個人の3段階で校内教育ICT環境の整備を推進される中、ICT機器を利用した授業改革を研究され、「主体的・対話的で深い学び」のためには、何を映すべきかという点に教員の経験と知恵を注ぐことで、理想的な授業を実践することが検証できました。

効果

電子黒板 BIG PAD Campusとアノテーションユニットを導入することで、準備したデータを映すことにより板書の時間短縮が図れ、その時間を生徒指導に充てることができるようになり、また、デジタル教材を活用し、ビジュアルかつアクティブな授業運営が可能になりました。

パソコンを使わずに利用できる操作性、板書時間の短縮で生徒と向き合う時間の拡大など、アノテーションユニット付きのBIG PAD Campusが効果的な授業運営に活躍

  • 学校向け電子黒板
    BIG PAD Campus (PN-C651B)

    学校向け電子黒板 BIG PAD Campus(PN-C651B)

    (国語科)
    予め準備した教科書のテキストデータを表示。授業中に教員が漢文を板書する時間を大幅に減らし、生徒への問いかけや解説など、生徒と向き合う時間を拡大。

学校法人鹿島学園 鹿島学園高等学校様は、2016年に文部科学省が提示した「教育の情報化加速化プラン」や2020年度の新学習指導要領改定に向けた授業の一環として、校内ICT環境を整備されています。各教室には、シャープの学校向け電子黒板BIG PAD Campusにオプションのアノテーションユニットを取り付け、書画カメラと合わせて常設。教科書や資料、生徒が書いたノートやプリントを映し、思考のきっかけとなる情報を効果的に生徒に伝える工夫をされています。

また、BIG PAD Campusに表示された画面に直接文字を書き込みながら、授業を展開することで生徒の学びの支援につなげています。これらのICT機器の活用で板書の時間を大幅に減らし、限られた時間の中で生徒たちが主体的に取り組む時間を拡大するとともに、アクティブラーニングを取り入れた参加型の授業の実現を目指しておられます。

導入時、特にご評価頂いたポイント

  • パソコンを使わずに、投影したいものをすぐに映せ、画面に文字を書き込めること。
  • 学校専用モデルの操作性や学校事情を考慮したメーカーのサポート体制。

システム概要図

フロアスタンド#PH817WHにBIG PAD Campus PN-C651Bを取り付け。
BIG PAD Campusの背面にはアノテーションユニット PN-ZC02がついています。また、書画カメラとパソコンが接続されています。

導入のきっかけ

教育ICT整備事業で先行導入した機器で、授業改革の研究を行い、電子黒板の導入を検討

  • (生物)
    書画カメラを通じて教科書を画面に表示し、重要なポイントをペンで書き込み。

学校法人鹿島学園 鹿島学園高等学校様は、教員・教室内・生徒個人の3段階で校内教育ICT環境の整備を推進される中、教室内の整備を重要な位置づけとし、各メーカーに声をかけ、校内でICT機器の展示会を開催。評価の高かった機器を先行導入し、機器を利用した授業改革を研究されました。その中で、デジタル教材の作成や機器の活用方法よりも、「主体的・対話的で深い学び」のためには、何を映すべきかという点に教員の経験と知恵を注ぐことで、理想的な授業を実践することが検証できました。そこで、電子黒板と書画カメラをセットにし、さらに表示した画像に直接書き込みができるアノテーションユニットを装備することに決定。授業運営を考慮した学校専用モデルやメーカーのサポート体制などが評価され、シャープのBIG PAD Campus(PN-C651B)とオプションのアノテーションユニット(PN-ZC02)を本格導入、全教室のICT機器を整備されました。

導入後の感想

手軽な操作で電子黒板に映せ、生徒のノートを表示することで効果的な参加型授業に

  • 情報管理部長
    教諭 谷口様

電子黒板を利用することで、国語科の岡野先生は「漢文は漢字の板書に時間がとられていましたが、準備したデータを映すことにより大幅に時間短縮が図れ、その時間を生徒指導に充てることができるようになりました。」また、英語科のアベス先生は、「英語ではデジタル教材を活用し、ビジュアルかつアクティブな授業運営が可能になり、生徒の実践的な英語能力の向上にも役立っています。」とおっしゃっています。さらに、電子黒板にオプションのアノテーションユニットを装備することで、「パソコンを使わなくても電子黒板に表示でき、手軽な操作により、導入後1カ月未満で全教員が使いこなしました。生徒のノートを投影することが、授業の振り返りやまとめ、生徒の理解度などに大変有益で、かつ、生徒の反応の違いを実感しています」と情報管理部長の谷口教諭は、導入を高く評価されています。

書画カメラとアノテーションユニットを活用した授業

  • (社会科)
    画像プリントをBIG PAD Campusに表示。表示画像のポイント箇所に赤マルを直接書き込み。説明している箇所が一目瞭然。

  • (英語科)
    英語の長文プリントをBIG PAD Campusに表示。生徒に設問の解答に該当する箇所をアンダーラインを引かせる。視覚化されるので他の生徒にもわかりやすい。

  • (数学科)
    生徒が数式の解答を書いたノートをBIG PAD Campusに表示。画面上で添削を行う。生徒が再度、黒板に書く時間を節約できる。

今後の展開予定

次の段階である生徒個人の教育ICT機器環境整備にむけて、電子黒板の活用を促進

今後は、職員への研修会の開催を重ねていき、ICT機器を活用した授業水準をさらに高めていく予定です。
そして、次のステップである生徒一人一台のタブレット環境の整備を視野に、校内全域で使用できる高速無線LAN(Wi-Fi)を生徒に開放されています。
また、生徒自身のITリテラシーを醸成する一環として、ホームルームや学校行事、部活など授業外のICT機器の活用を促進される予定です。

  • デジタル教材と専用ペンを活用した授業

    (英語科)
    BIG PAD Campusに表示した英語教材をプレゼンターペンを利用し、テンポよく画面切り替え。 アメリカ人が話す自然なスピードに慣れ、実践的な会話力を養う。

2019年3月発行

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