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この記事は2019年1月21日に「日経パソコン教育とICT」に掲載された記事を株式会社日経BPの許可を得て転載しています。

学校専用モデル 進化する電子黒板「BIG PAD Campus」が教育のICT化をリードする!

教育ICT化の推進役ともなってきた電子黒板。その電子黒板の進化が止まらない。教育現場での声をくみ取り、いち早く学校専用モデル「BIG PAD Campus」を開発・投入したシャープのビジュアルソリューション事業部商品企画部長の村松佳浩氏に、学校専用モデルならではの特長や、電子黒板を中心とした今後の戦略について伺った。

長年培ってきた液晶モニターの技術をフル投入

──BIG PAD Campus開発の経緯についてお聞かせください。

写真:
シャープ株式会社
ビジネスソリューション事業本部
ビジュアルソリューション事業部 商品企画部
部長 村松 佳浩

日常生活の中で液晶モニターが身近な存在になってきた2005年、それまで培ってきた技術を法人向けに活用しようと、インフォメーションディスプレイ(電子看板)PN-455を発売しました。その後、「大画面化」の流れが加速し、60インチ、70インチ、80インチと、どんどん大型化するとともに、技術も進化を重ねていきました。

そうしたなか、さらに付加価値を高めようと取り組んできたのが、大型ディスプレイとタッチバネルを組み合わせた電子黒板の開発です。そして、2011年にはタッチパネルを組み入れて一体化したBIG PAD第1弾モデルをオフィス向けに発売。当時、世界的に見ても、タッチパネルを一体化させた電子黒板は存在せず、画期的な製品でした。

このBIG PADをお客様のニーズに合わせて徐々に進化させていき、私たちの持てるノウハウ、技術を投入して2014年にリリースしたのが、学校専用モデル電子黒板BIG PAD Campusです。

書きやすさ使いやすさを徹底追求

──学校専用モデルとしての特長は?

写真:授業での様子
豊島岡女子学園中学校・高等学校(東京都)での活用例

どうしたら黒板と同じようにすらすらと書けるのか。どうしたら使いやすく、より深い学びをサポートできるのか。その点を徹底的に追求しています。

まず注目していただきたいのは、ダイレクトボンディングの採用です。従来の製品は、液晶パネルと保護ガラスの間に空気層が入っているのですが、液晶パネルと保護ガラスを直接張り合わせることによって、ズレの少ないタッチ操作を実現するとともに、光の反射や屈折を抑えて視認性をアップしました。

また、前面操作ボタンを設け、操作性を向上させたことも大きな特長です。例えば、「バックライトボタン」を使えば、必要に応じて画面を消したりつけたりすることが可能です。また、「フリーズボタン」は、画面を一時的に静止させることができるため、生徒が考察している間に先生はPCで別の作業などをすることができます。

さらに、アノテーションユニットを接続することで、画面に直接書き込むことができます。他にも、同梱のイレーザーで書き込みを簡単に消去できたり、4人同時に書き込みができるなど、教育現場での多様なニーズを満たす、充実した機能を備えています。

──ユーザーの反響はいかがですか。

多くの先生方から「従来製品より格段に書きやすい」「電子黒板は初めてだけど、違和感なく使える」「授業がスピートアップした」などという声をいただいています。特に、「書く」ことにこだわる先生方には好評です。「アナログ(黒板)を使っていたときと同じ感覚でデジタル(電子黒板)に移行でき、デジタルならではの利便性が享受できる」ことを目標に開発を進めてきましたが、その点が評価されたのでしょうか、全国の小・中学校、私立中高一貫校、大学など、多くの教育機関でご利用いただいています。

図:特長1 ダイレクトボンディング採用 従来品に比べ視差によるズレを小さくしました。
※80/70/60V型で対応
図:特長2 前面に操作ボタンを装備 HDMI入力切替、バックライトのON/OFF、FREEZE機能の操作が前面で行えます。電源LED色はカラーユニバーサルデザインに対応しています。
※80/70/60V型で対応

電子黒板を中心として総合的なソリューションを提案

──ソフト面についてはいかがですか。

実は、私たちは30年以上前から教育のICT化に取り組んできました。例えば、筑波大学と共同で、学校での学びを支援する教育用基本ソフトウェア商品を開発。それが現在の「スタディシリーズ」につながっています。また、電子書籍事業で培った技術をベースにした統合型学習アプリBrain+もリリースしていますし、RoBoHoNと「スタディノート」(表現・協働学習支援ツール)を組み合わせたプログラミング学習の提案も行なっています。さらに、こうしたソフトを活用するためのPCについては、Dynabook株式会社がパートナーとなり、教育現場のICT化を推し進めています。

──今後の展望についてお聞かせください。

シャープの教育ソリューションのイメージ図:教育用ソフトウェア「スタディシリーズ」、統合型学習アプリケーション「ブレーンプラス」、ノートパソコン「dynabook」、「ロボホン」、タッチディスプレイ「ビッグパッドキャンパス」。

私たちが目指しているのは、電子黒板BIG PAD Campusを中心にして、これらの教育用アプリや端末機器を有機的に結び付け、総合的な教育ソリューションを提案していくことです。今後ますます不可欠となる、教育におけるICT環境の整備に向け、先生方をきめ細かくサポートするとともに、「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指し、新たな教育環境の構築をご支援していきたいと考えています。

学校専用モデル タッチディスプレイ BIG PAD Campus写真:BIG PAD Campus教育現場に特化したBIG PADで授業の幅を広げます。

4人同時の書き込みや、ペンの色や線種の設定もできるので、大勢で意見を出しやすく、活発な授業を行えます。また、前面操作ボタンの採用により、画面の一時静止、入力切替、音量変更をスピーディーに行えます。

80V型70V型65V型60V型

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